神戸大学の学生である南大樹(19)が2019年冬に立ち上げてスタート。
世界中の一人でも多くの人に環境問題に関心を持ってもらい、行動を変え、声をあげるキッカケを創ることを目的とした環境活動です。
環境問題を根本から本質的に解決すべく、「絵本」というツールを使って「新しい環境活動のカタチ」を示そうとしています。
幼児から大人まで、環境問題を分かりやすく感じられる絵本を制作し、日本で販売し、売れたお金で、世界中の環境問題を学ぶ機会の無い子供達に絵本を届けます。
絵本を読んで、一人でも、たったの一人でも、声をあげる人が出れば、それは本当に凄いことです。
そして、世界中で、連鎖を起こして、社会の空気としてボトムアップできれば、世界は大きく、変わります。
そのキッカケを、絵本で創りたい!
発起人の想いとプロジェクトの方向性に共感した全国各地の大学生と、団体や企業が参画し、大規模プロジェクトとして成長中。
みんなで力を合わせて、国境を越えた繋がりを。
環境問題というピンチをチャンスに変えよう。
【参加学生】
神戸大学、北海道大学、早稲田大学、明治大学、千葉大学、広島大学、東京農工大学、東京学芸大学、横浜国立大学、徳島大学、宇都宮大学、法政大学、東京国際大学、群馬大学、東洋大学、奈良女子大学など
約40名(SNSなどで知り、作者の想いに共感し集まった仲間)
支援やご協力をしてくださる個人・団体・企業を大募集しています。下のお問い合わせからご連絡ください。
近年盛んに叫ばれているように、環境問題は私たち人類にとって、緊急の課題です。
次世代の生きる未来に「人が住める地球」を残せるかどうかは、あと数年が勝負と言われています。
しかし、人々の危機感はまだまだ薄く、パリ協定で採択された目標達成の見通しが立たない国もたくさんあります。
環境問題は、気候変動、海洋ゴミ問題、生態系の破壊、水不足...等々、様々な問題が絡み合って深刻化を極めています。
しかし、これらそれぞれについて、しっかりとした知識を持っている人は非常に少ないのが現状です。
環境問題の解決には、一人一人の生活様式・行動意識の変化と、大きな政策・企業単位での改革の両方が必要です。
近年では、一人一人がデバイスを手にし、情報発信をすることが可能になりました。
一人一人が、声をあげ、それを連鎖させて大きなムーブメントを創ることが容易にできるようになったのです。
まずは、一人一人が正しい知識を知る必要があります。環境問題は、学べば学ぶほど、危機意識は高まります。
なぜなら本当に本当に危険な状況だからです。
今、大きく変わらなければ、一番影響を受けるのは、若者とその子供たちです。
だからこそ、若者が小さい頃から、環境問題についてしっかりとした意識を持ったり、自ら声をあげたりすることは、とても大きな意味を持ちます。
そして、本気で叫べるのも、若者だけです。だからこそ、若者の叫びには、とても強い力があります。
環境問題を根本から解決するには、若者主体のムーブメントは、必要不可欠なのです。
あとは、キッカケがあれば、ムーブメントは起こせます。
我々は、そのムーブメントを起こすキッカケを、少しでも多く創っていかなければいけません。
そのために、絵本はとても有効な手段だと考えています。
私たちは、「人間」である前に、「生き物」です。
私たちは、「○○人」である前に、「地球人」です。環境問題に、国境はありません。
そして、今後、「先進国」も「途上国」も、「レベル1」も「レベル4」も関係なく、手を取り合って環境問題に取り組んでいかなければいけません。
国単位で動けなくても、(基本的に)国は世論で動くので、民間でできることはいくらでもあります。
困っているところがあれば、みんなで助け、間違っているところがあれば、みんなで考えなければいけません。
私たちは、国を超えて、地域を超えて、子供たちの未来へ、精いっぱいの愛を、残していきたいと思うのです。
-つなぐ図書 編集長 南 大樹